コース05 二見ルート ~禊と塩のまち二見の神社・夫婦岩・蘇民の森~

マーカーリスト

写真レポート


JR二見浦駅

2012/03/13 22:08:33

JR二見浦駅

スタート地点のJR二見浦駅です。
東側に公共トイレがあります。
正面鳥居から西方向(百五銀行二見浦支店)に出発します。
JR三津踏切の横断には十分注意してください。



稲生神社

2012/03/13 22:10:43

稲生神社

稲生神社(いのうじんじゃ)の御祭神は宇迦之御魂神、大山祇神、応神天皇です。
歴史は古く、寛延四辛未年(1751)三津村禰宜の家田端太郎大夫が二見郷中の神祭を書き改めた写しに記載されています。
明治の神社合祀で溝口の二見神社に祀られましたが、昭和23年11月複社となりました。



二見神社

2012/03/13 22:12:54

二見神社

二見神社(ふたみじんじゃ)の御祭神は倉稲魂神、大山祇神、大年神、応神天皇、菅原道真公です。
元々は明治の神社合祀令で、二見各地の氏神さんを一箇所に集めました。その後、荘・西・山田原・溝口以外は複社となりました。地元の人たちは「姫宮さん」と呼びます。
二見神社と高城神社の間にコンビニがあります。



2012/03/13 22:53:43

コンビニ



高城神社

2012/03/13 22:16:00

高城神社

高城神社(たかしろじんじゃ)の御祭神は菅原道真公、水神(弥都波能売神)、秋葉の神です。
水神(水を主宰する神)と秋葉の神(火を主宰する神)が合祀されています。
火の神は、今一色地区に古くから伊勢鎌を作る鍛冶屋が多くいたからと言われています。



御塩殿神社

2012/03/13 22:18:07

御塩殿神社

御塩殿神社(みしおどのじんじゃ又はみしおでんじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の所管社です。御祭神は御塩殿鎮守神です。
域内に御塩殿、御塩焼所、御塩汲入所があり、御料の御塩が作られます。毎年10月5日には、御塩が奉製されるとともに、全ての塩業が無事に行われるよう祈念する御塩殿祭が行われ、全国から塩業関係者が参列します。
御塩殿神社と二見興玉神社の間に二見総合グランドトイレがあります。



2012/03/13 22:56:23

二見総合グランドトイレ



2012/03/13 22:59:15

二見興玉神社トイレ



二見興玉神社

2012/03/13 22:20:16

二見興玉神社

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の御祭神は猿田彦大神、宇迦御魂大神(外宮の豊受大神の別名)です。
夫婦岩の沖合い約700mの海中に沈む祭神猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社です。
猿田彦大神は天孫降臨の際、道案内を務めたことから「道開きの神」と言われ、この神の使いがカエルとされていることから、境内に多くのカエルの石像が並んでいます。
夫婦岩は、日の大神(天照大御神)と興玉神石を拝む鳥居の役目を果たしています。
古来神宮に参拝する前、また祭典に奉仕する前には、清き渚と称される二見浦で禊を行うのが慣わしでした。現代ではそれに代わるものとして二見興玉神社にて霊草無垢塩草で、お祓いを受けます。



江神社

2012/03/13 22:22:12

江神社

江神社(えじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の摂社です。御祭神は長口女命、大歳御祖命、宇加乃御玉命です。
社名は五十鈴川の河口で入江になっているところから付けられたと言われています。
地元の人は「蒔絵の明神」と呼んでいます。



栄野神社

2012/03/13 22:26:23

栄野神社

栄野神社(えいのじんじゃ)の御祭神は佐見都比古命、大若子命です。
毎年1月14日には湯立神事が行われます。湯立神事では祭場に大釜を据え、薪を焚いて湯を沸かし、その滾り湯に束ねた熊笹を漬け、氏子崇敬者の頭上に振り注ぎ、清め祓をします。この湯が体にかかると、その1年は無病息災という古い伝えがあります。



神前神社・許母利神社・荒前神社

2012/03/13 22:23:57

神前神社・許母利神社・荒前神社

神前神社(こうざきじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の摂社です。御祭神は荒前比売命です。
古くは違う場所に鎮座していましたが、高波の被害に遭い明治40年(1907)に現在の地に建てられました。
この地は“伊勢の神前、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい”と唄われ、海の難所として漁師や船乗りに恐れられていました。
許母利神社(こもりじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の末社です。御祭神は粟嶋神御魂です。
社名の許母利は所在地の小字に由来しています。神前神社に一緒に祀られています。
鳥羽の安楽島は古くは粟島と呼ばれていたことから、祭神は安楽島に由来があると言われています。
荒前神社(あらさきじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の末社です。御祭神は荒前比売命です。
神前神社と一緒に祀られ、なおかつ祭神が同じ珍しい神社です。荒前比売命は地元の女神で、神前神社・荒前神社・赤崎神社の3社に祀られていることから、重要な女神だと思われます。
神前神社へ入るには、自転車は入口の神宮立て札付近に駐輪し、そこからかなり長い階段(270段)を登ります。



松下社

2012/03/13 22:28:25

松下社

松下社(まつしたしゃ)の御祭神は素盞鳴尊、菅原道真公です。
松下地区の氏神さまで、加木牛頭天王社・御船社・蘇民の森とも言われています。
言い伝えによると、蘇民将来という人は牛頭天王より受け取ったお札を家の入り口に飾ったことによって、悪疫から守られたとされています。このことから、地元の人達は蘇民社で「蘇民将来子孫家門」と書いた桃符(お札)を授かると、それを注連縄に付けて吊し、一年間の無料息災を願います。(桃符頒布初祭12月16日)
境内には樹齢1000年といわれる大楠(県指定天然記念物)があります。
松下社の隣に『民話の駅蘇民』があり、中にトイレがあります。



2012/03/22 19:34:15

民話の駅 蘇民



粟皇子神社

2012/03/13 22:30:34

粟皇子神社

粟皇子神社(あわみこじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の摂社です。御祭神は須佐乃乎命御玉道主命です。
天照大御神と素戔鳴尊との誓約(うけい)によって生まれた女神です。別名淡海子神と呼ばれ海岸鎮護の神と伝えられています。
125社の中で最も海に近いところにある神社です。
JR松下駅から北へ延びる通路は、途中沼地のため走行できません。ホテル“海の蝶”のフロントに声を掛けると、ホテル敷地内を通って粟皇子神社に行くことができます。



2012/03/13 23:01:38

江地蔵下トイレ



2012/05/17 19:52:54

トンネル

トンネル内部は暗く、狭いので、走行には十分注意してください。



2012/03/13 23:04:17

コンビニ



2012/03/13 23:05:24

音無山駐車場トイレ



堅田神社

2012/03/13 22:32:24

堅田神社

堅田神社(かただじんじゃ)は125社のひとつで、内宮の摂社です。御祭神は佐見都日女命です。
二見浦で御料の御塩が作られるようになったのは古代、倭姫命がお通りになった際、地元の女神様が焼き固めた堅塩を献上してからと言われています。その女神様を祀るのがこの神社です。
一時途絶えていましたが、永享6年(1434)、内宮禰宜荒木田氏経により再興され、寛文10年(1670)神領地として復帰すると、徳川幕府が地元の二見郷で毎年のお祭りや社殿の遷宮を行うことを義務づけ、人々はこぞって奉仕をしたと言われています。